2012年5月11日

順調!マカ畑のモニタリング

こんにちは。フニン事務所のアレックスです。

ヤマノ・デル・ペルー社が10ヘクタールの畑で今年度も有機マカ自社栽培を行っていることは皆さんも御存じの通りです。

昨年の10月末に種まきをした後のマカは今年度も順調に育ち続けてくれています。

↓マカの葉が緑に茂っています↓
順調1モニタリング4月25日に私はマカ畑に行ってモニタリングをしてきましたが、降り続いてくれている雨のお陰で私達の有機マカは前回のモニタリング時より更に大きく育ってくれていました。

葉は緑色に茂り、その葉の緑色ぶりや良く伸びて直径も大きくなった葉はマカが生育絶頂期にあることを告げているかの様でした。形態学的にも、これからは成熟期に入り、塊茎もより太くなってゆきます。

↓前回のモニタリングより成長していました↓
順調モニタリング2成熟期に塊茎は土壌の栄養分を大量に吸収するのですが、10ヘクタールの畑の内には栄養分が多い所とそうでない所とばらつきがあるので、より大きな塊茎になるものもあれば、小さい塊茎にとどまるものも出てきます。

↓サイズの違う塊茎↓
順調モニタリング3順調モニタリング4更に通常より生育が早い種子もあり、これらのマカは土壌の栄養分をより早く吸収してしまうので、回りの普通に育つ種子のマカへの土壌の栄養分が減り、それらのマカの塊茎が小さいものになってしまうこともあります。それ故に、収穫して天日干しで乾燥したマカの塊茎には大きさの違いがでてきます。私達はマカの直径に従いサイズ-1/2/3と選別しています。
今日はこれで終えますが、又  次号でお会いしましょう。

アレックス・ロハス・ティクセ




2012年5月 9日

聖週間その2

フニン事務所のディアナ・ヤリです。

前ブログ号では4月にはセマナ・サンタと呼ばれる聖週間がペルー全土で祝われることとウアヌコ県トマイキチュワ村での聖週間の様子をお伝えしました。

聖週間というのは磔刑に処されたイエス・キリストの死からの復活を祝う復活祭前日までの一週間です。
日本では「復活祭、イースター」で有名ですね。

私は聖週間の間にワンカイヨ市にいる家族にも会いに行きました。
聖週間休日の間は家族皆で集まり一緒に過ごすことにしています。それで、静粛に祝われていたワンカイヨ市の今年の聖週間の様子も見ることが出来ました。

聖週間の間、教会のミサに行かれるキリスト教の多くの信者の方達を目にしましたが、ワンカイヨ市の聖週間ではイエス・キリストが磔にされる前に十字架をかついで磔に処された丘に登ったことからか、十字架のある丘に登るのが慣習になっているそうです。

一方、リマ市に住んでいる人達の内には、この聖週間休日の間に家族と会いに故郷に帰られる人達も多くいますし、地方に観光に出かけられる人達もいます。ワンカイヨ市のホテルも宿泊施設も特にペルー人観光客で一杯だったそうです。

ワンカイヨ市の魅力の一つは、美味しい郷土料理です。
パパ・ア・ラ・ワンカイナと呼ばれるワンカイヨの名前が付いたワンカイヨ風イモ・サラダはペルー全土で食べられるようになっている有名な郷土料理の一つですが、他にも地元の人や外からの訪問客に好まれている郷土料理があります。

例えば、カメロ・アル・パロと呼ばれる羊肉を串刺しにしてグリルの上で炭焼きにした料理やカルドス・デ・コルデロやカルドス・デ・カベサ・デ・コルデロと呼ばれる羊や羊の頭を煮たスープ料理や鱒の網焼き料理やチチャロン・コロラドと呼ばれる豚肉を揚げた料理や土の中で野菜や肉を蒸す有名なパチャマンカと呼ばれている料理などです。

それに、今年もワンカイヨ市で2回目の料理フェアーが開催されました。このフェアーでは著名なシェフ達がつくったこの地域の郷土料理が並べられ販売されましたし、この地域でも多くの人達が練習しているペルー北部のマリネラとゆう踊りのショ―もあり、地元の人も観光客の人も一緒にこのフェアーを楽しんでおられました。

それから、ワンカイヨ市の聖週間には官民組織や団体が通りに大きな花の絨毯をつくって敷いています。

↓十字架の花のじゅうたん↓
聖週間その2_1これは磔刑に処せられるイエス・キリストがその上を通れるようにとの願いからだそうですが、これはワンカイヨ市では何年にもわたる慣習になっていると聞きました。その絨毯は聖週間を思わせる図柄になっていますが、この図柄はその絨毯をつくるそれぞれの組織や団体の人達の創造性によっているそうです。

↓大学生がつくっているじゅうたん↓
聖週間その2_2↓陸軍が聖週間を祝しています↓
聖週間その2_3
またワンカイヨ市の周辺には家族が一緒に1日を楽しく過ごせる自然一杯の田園があります。
ペルーにはマチュピチュの様な遺跡を見に来られる外国人観光客が多いのですが、ワンカイヨ市には遺跡がないので、この市に来る外国人観光客は少ないそうです。そこで、この地域やこの地域の郷土料理や自然環境に興味を持つ外国人観光客を増やそうとの動きが出てきていると聞き、近い内に外国人観光客がこの市の通りや周辺地域を闊歩しているのが現実になれば良いのにとも思ったりしました。

今日はこれで終えますが、又  次号でお会いしましょう。
ディアナ・ヤリ





2012年5月 7日

次の自社栽培地を視察

こんにちは。フニン事務所のアレックスです。

私達、ヤマノ・デル・ペルー社は次年度 (2012年?2013年) 有機マカ自社栽培用のマカ畑の土地を決めました。
4月10日にはリマ本社の山本為之社長がフニンに来て、土地の所有者と共に、その土地の現場視察をしました。その土地の土壌は有機マカ栽培に適した豊富な栄養分を備えた砂穣土です。


↓視察に来たYDP社長山本↓
次年度の栽培地視察1
その土地はフニン市から約50キロのオンドレス区北西のルミチャカ農場内にあります。ルミチャカとゆう名前はケチュア語ですが、石の橋を意味します。その農場内の約7ヘクタールを借りて、次年度の有機マカ自社栽培を行うことにしました。

土地の標高は約4,200メートルで、そこから約100メートルの所には道路が通っており、アクセスも良い土地です。土地の傾斜度は約15度ですから、これも有機マカの自社栽培に適していると言えます。

社長の山本為之は次年度用のマカ畑で、約200ヘクタールあるルミチャカ農場所有者のプリアモ・パロミノさんにインタビューをしましたので、このビデオもいずれお楽しみください。

↓パロミノさんにインタビュー中の山本↓
次年度の栽培地視察2
パロミノさんはオンドレス区生まれで、牛や羊などの多くの家畜も所有されており、ルミチャカ農場内に住まれています。
私は既にそのマカ畑を耕す作業にとりかかっていますので、次号ではその作業について紹介してみたいと思っています。

↓山本とパロミノさんと兄弟のカスティジョさんです↓
次年度の栽培地視察3
次年度も良い収穫をあげたいです。
今日はこれで終えますが、又  次号でお会いしましょう。

アレックス・ロハス・ティクセ



2012年4月19日

マカの種子生産 その2

こんにちは。フニン事務所のアレックスです。

前号に続き、今日もマカの種子についてお話しすることにします。
私達、ヤマノ・デル・ペルー社は有機マカの自社栽培を行っていますが、マカの種子については有機証明書を有している種子の生産会社から買っています。

但し、種まきの前には、それらの異なる生産社から種子のサンプルを取り寄せ、私達自身で各社の種子サンプルの発芽試験を行った上で、一番良い試験結果の種子を購入しています。良い種子から良いマカができるからです。
私達はマカが良く育ちそうかを見るのに、種子の発芽力を測るテストを行っているのです。

良い種子をとるには手のかかる大変な作業が必要です。
私達は良いマカの種子会社は数社しかないと考えていますが、次年度の有機マカの自社栽培に供え、それらの種子会社がきちんとした作業を行っているか、今回も事前に見ておくことにしました。

前回のブログでの説明通りマカは二年生植物です。
マカは種まき後、約8ヶ月間に根・茎・葉だけを形成して塊茎を生産します(栄養相あるいは塊茎生産相)。

その後に、花をつけて種子を生産します(生殖相あるいは種子生産相)。マカはこの二つの相をもつ唯一のアンデス植物と言われています。私達は塊茎を収穫しています。
その塊茎から加工されたマカ製品が皆様に届いていますが、マカの種子生産会社は品質の良い塊茎の生マカを種子生産用に選別し、塊茎についている全ての葉を取り除き、20?25日間 暗い所に葉の芽が再び出るまで保管し、次に苗床に15?20日間移し、その後に種子生産用に整備した畑に植え換えます。

↓ロゼッタの直径を測っています↓
マカの種子生産2-1

植え換えして3?4ヶ月後に、長く伸びたロゼット状の葉の直径を測りますが、その際の直径は通常20?30センチです。植え換えしてから4?5ヶ月後には、小さな白い花がつき始め、種子を生産します。種子殻の中には二つの種子ができます。植え換えしてから6から7ヶ月すると、ロゼッタ状の葉の直径が60?70センチになるので、その際に、そのロゼッタを収穫するわけですが、1ロゼッタ当たり70から100グラムの種子ができます。

↓マカの花がつき始めたロゼッタです↓
マカの種子生産2-2↓種が収穫できるロゼッタです↓
マカの種子生産2-3
このロゼッタの収穫は一切道具を使わず、手で行います。
ロゼッタを収穫した後、土に落ちた種子は小さなブラシで集められ、容器に入れられます。

↓マカの種子を集めています↓
マカの種子生産2-4マカの種子生産2-5
収穫されたロゼッタは輸送用の白い袋に詰められます。その後に、幅3メートルのラフィアヤシ製の布の上に収穫したロゼッタをひろげ天火干しします。その天火干ししたロゼッタの束をぶつけ合って種子を落とし、自然の空気で通気します。種子のサイズの選別には小さな穴が開いたふるいが使われます。
↓収穫したロゼッタを白い袋の詰めています↓
マカの種子生産2-6
この様にしてマカの種子が生産され、このマカの種子を買った会社が種まきをしてマカを栽培しています。
今日はこれで終えますが、又  次号でお会いしましょう。
アレックス・ロハス・ティクセ





2012年4月18日

ウアヌコの町の聖週間

フニン事務所のディアナ・ヤリです。

ペルーの殆どの人達はキリスト教徒ですから、4月にはセマナ・センタと呼ばれる聖週間がペルー全土で祝われます。この聖週間にペルーの人達はナザレのイエス・キリストの受難と死と復活を思い起こします。

聖週間には、ここフニンの町でも他の所と同様に様々なキリスト教の公的礼拝が行われますが、私は4月5日から4月8日の聖週間休暇を利用して、ウアヌコ県での聖週間の様子を見に行ってみることにしました。

聖週間1聖週間2ウアヌコの町には4月5日(木)の正午頃に着きましたが、この町の標高は1,896メートルですから、標高:4,000メートル以上で寒いフニン地区とは違って、非常に暖かい所です。

4月6日 (金)に私はトマイキチュワ村に向かいました。ウアヌコの町の人達によれば、そこは聖週間に観光客が一番集まる場所の一つと聞きました。そこで演じられるイエス・キリストの受難と死と復活のショ―に人気があり、このショ―を見にペルー各地から観光客が来られるのだそうです。
聖週間3
トマイキチュワ村はアムボ市の村の一つで、ウアヌコの町から19キロメートルの中央アンデスに位置し、標高は約2,000メートルです。私はイエス・キリストのショ―が始まる前に、この村を少し散策してみることにしました。

この村ではコロニ―風の屋敷や石畳やアドベと呼ばれる干し煉瓦の家々や村の風景に緑を添える多くの木々も目につきましたが、散策している間、自然の心地よい香りが匂い風が頬をやさしくなでくれている様に感じ、この穏やかな村が私を温かく迎えてくれている様でした。
聖週間4トマイキチュワ村は魅惑の村とも言われているとも聞きました。
村の人によれば、この地でペルー生まれの女性がスペイン副王に恋し、女王になったと言うのです。そして、彼女こそが有名なペリチョリ (本名:ミカエラ・ビジェガス・ウルタド)だとも言い、現在この地は「ペリチョリの地」として知られているのだそうです。

一方、トマイキチュワ村の山の上にはラグナ・デ・エスタンコと呼ばれる湖があるそうですが、この地の伝説によれば、その湖につかった男性は誰でも、湖の水の魔力にかかり、この地の女性に恋して我を忘れるのだそうです。これらの言い伝えから、この村が魅惑の村と言われてきているのでしょう。

正午頃に聖週間のイエス・キリストのショ―の上演がこの村のアルマス広場で始まりました。

聖週間5聖週間6
このショ―を見にペルーの各地から来られた多くの人で広場は一杯でした。アルマス広場の後、イエス・キリストが磔にされる丘にむかいました。雨が降りそうなのに、人々はお構いなしに、このショーについて行きました。私もそうしましたが、このショ―は確かに見ごたえがあり、このショ―に人気があるのを納得でした。
聖週間7聖週間8
来週はフニンの町および周辺地区での聖週間の様子をお話ししてみたいと思っています。お楽しみに。
今日はこれで終えますが、又  次号でお会いしましょう。

ディアナ・ヤリ








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